9月22日にテレビ新広島のニュースで紹介された新幹線の最上級個室は、「Supreme Class Cabin(スプリームクラス・キャビン)」です。2026年10月1日から、東海道・山陽新幹線の東京~博多間で運行が始まります。
予約できるのはエクスプレス予約とスマートEXのみです。駅の窓口や指定席券売機、LINEからEXでは購入できないため注意してください。
新幹線のスプリームクラスとは?
スプリームクラスは、グリーン車よりも上質な設備とサービスを備えた東海道・山陽新幹線の新しい上級クラスです。
2026年10月1日に、鍵付きの完全個室「Supreme Class Cabin」が先行してサービスを開始します。半個室型の「Supreme Class Seat」は2027年度中に開始される予定です。
- 運行区間:東海道・山陽新幹線の東京~博多
- 対象車両:N700S・16両編成
- 対象列車:一部の「のぞみ」「ひかり」「こだま」
- 運行開始日:2026年10月1日
- 運行本数:開始時点で1日上下計12本程度を予定
- 個室数:1編成につき7号車と10号車に各1室
毎日運行予定の列車はJR東海のスプリームクラス公式サイトで確認できます。編成変更なども考えられるため、乗車前には当日の運行情報を確認しましょう。
7号車と10号車の違い
| 比較項目 | 7号車 | 10号車 |
|---|---|---|
| 利用人数 | 1~2名 | 1名 |
| 設備 | リクライニングシート、ソファ、大型テーブル | リクライニングシート、大型テーブル |
| 個室数 | 1編成1室 | 1編成1室 |
| 主な用途 | 夫婦、家族、友人との旅行 | 一人旅、仕事、静かに過ごしたい人 |
7号車は2人まで利用できますが、予約時に購入するスプリームクラス商品は1名分です。同行者には同じ列車に乗車できる普通車自由席・普通車指定席・グリーン席のいずれかの乗車券・特急券が別途必要です。
座席の向きは固定されており、7号車ではリクライニングシートが博多方面、ソファが東京方面を向いています。10号車の座席は東京方面向きです。
スプリームクラスの料金
下表は「のぞみ」通常期を利用する場合の、大人片道1名分の料金です。乗車券と特急券を含みます。
| 区間 | 7号車 エクスプレス予約 |
10号車 エクスプレス予約 |
7号車 スマートEX |
10号車 スマートEX |
|---|---|---|---|---|
| 東京~名古屋 | 46,840円 | 32,440円 | 47,060円 | 32,660円 |
| 東京~新大阪 | 60,500円 | 42,100円 | 60,790円 | 42,390円 |
| 東京~岡山 | 74,090円 | 51,490円 | 74,440円 | 51,840円 |
| 東京~広島 | 86,240円 | 59,640円 | 86,620円 | 60,020円 |
| 東京~博多 | 90,220円 | 63,620円 | 90,670円 | 64,070円 |
| 新大阪~博多 | 72,510円 | 49,910円 | 72,690円 | 50,090円 |
閑散期は表の金額から200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。利用列車や区間によって金額が異なるため、予約画面で最終料金を確認してください。
予約はいつから?どこで買える?
予約はエクスプレス予約またはスマートEX限定です。いずれも事前の会員登録が必要です。
- エクスプレス予約またはスマートEXにログインする
- 乗車日・乗車区間・人数を指定する
- 列車選択画面を開く
- 座席の種類から「Supreme Class」を選ぶ
- 7号車または10号車を確認して予約する
通常は乗車日の1カ月前、午前10時から発売されます。1年前予約は利用できません。
駅のきっぷうりばや指定席券売機では購入できず、紙のきっぷも発行されません。登録した交通系ICカード、EX予約専用ICカード、または乗車用QRコードで乗車します。
個室にはどんな設備がある?
- オートロック機能付き電子錠
- レッグレスト付きリクライニングシート
- 大型テーブル
- 個別に調整できる照明・空調・車内放送
- 専用Wi-Fi
- Bluetooth接続に対応したシートスピーカー
- 専用タブレット
- 機内持ち込みサイズのスーツケースを収納できる荷物置き場
電子錠は、乗車時に使用する交通系ICカードまたはQRコードで解錠します。移動中に仕事をしたい人や、周囲を気にせずゆっくり過ごしたい人にも使いやすい設備です。
飲み物やお菓子のサービスはある?
「のぞみ」と「ひかり」のスプリームクラス利用者には、飲み物と沿線にゆかりのあるお菓子を提供するウェルカムサービスが予定されています。
専用タブレットから飲み物や軽食を注文できるモバイルオーダーサービスも用意されます。ただし、パーサーが乗務しない列車・区間などではサービスを利用できない場合があります。
予約前に確認したい注意点
- 1編成に個室は2室だけ
- 駅の窓口や券売機では購入できない
- 「LINEからEX」は対象外
- 早特商品やe特急券の設定はない
- 紙のきっぷを受け取って乗車することはできない
- 7号車を2人で使う場合、同行者の乗車券・特急券が別途必要
- 列車変更や編成変更がないか、乗車前に運行情報を確認する
まとめ
テレビで紹介された新幹線の豪華な個室は、2026年10月1日に始まる「Supreme Class Cabin」です。
7号車は1~2名用、10号車は1名用で、予約はエクスプレス予約またはスマートEXから行います。1列車に2室しかないため、利用したい列車が決まっている場合は、発売開始後の早めの確認がおすすめです。
